2023
05.02

読み上げ機能:せっかくだから簡単に使いたい

Intelligence

連休を楽しんでいる方お仕事中の方も、昨日ぶりでございます。
広報氏 スタッフseri です。
5月スタートにふさわしく過ごしやすい日、晴天に恵まれているので、明るく良い気持ちでいられるといいですね

まるでマンガとアニメに脳漿を侵されているかの如くブログを昨日掲載しましたので、真面目さも少々醸し出しておいた方が良さそうな気がしまして。
本日はマンガアニメ封印!!!(未読の『チェンソーマン』14巻を携えつつ自己暗示)

グリープが新しい期を迎えたタイミング、電子書籍業界のうねり?のような?何か新しいものを掴みたいな―とか、ビッグウェーブの予感ないかなーとか、この時点で神風主義的思考ですが、そんなことを考えながら公開されている各種報告書等(もちろん電子書籍系の)を拝読しております。
と、やはりTTS/アクセシビリティというワードを非常に多く目にします。

むむむ、ぬぬぬ。
TTS・・・読み上げ機能。んー。
・ソフトやアプリを探すのが大変
・ソフトやアプリをインストールするのが大変
・無料で使用したいが、安全なのか判断するのが大変

読み上げ機能への期待が薄くなる

・それならばスマートフォンの読み上げ機能を使えば、わざわざ新たにアプリを入れる必要がない分ラクに済むはず
・スマートフォンの「設定」から読み上げ機能をオンにするまでの道のりがわからない

スマートフォン操作の慣れにもよるので、簡単だと思う人もいれば、かえって面倒だと思う人もいる

なんでもそうかもしれませんが、誰にとっても便利とかラクとか、使いやすいとか。そういった感触に辿り着くのは簡単ではないようで。
「誰にでも」使いやすいツールはおろか、最も必要としている方々にとって読み上げ機能の導入が全然簡単ではないものなら、どうすれば簡単にできるか、ということを考えなくてはならないのですね。
迷子にならずに読み上げ機能のメリットを享受できるように。

今のところ、実感としては自分で設定したりアプリを入れたりするより、書店さんが提供している読み上げ機能が一番身近でラクで、発展的よな・・・などと思いながらGoogle Playブックスの読み上げ機能で「聴く読書」、なう。

私の場合、字面を目で追いながら聴いているので、機能側の誤読を面白いと思えますが、本来はオモシロでは済まないわけで。
「(聴く)読書」である以上、誤読は誤植と同じだと思いますから、こういったところの改善が必要です。
日本語の難しさでもあり、これだけ読み方が色々あるから表現が豊かなんだなと思える一面でもあり。

にしても、非常に当たり前のことを申し上げますが、オーディオブックって、つくづく聴きやすいですねぇホレボレ。
聴き入ってしまう。

無料版のアプリあれこれやデバイス備え付けの読み上げ機能と比べてはいけないんですが、オーディオブックは耳と脳が喜びます
坂口安吾(新潟県民だから)なのに優しく諭されているような気持ちになりましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、’`
そして、シニアのための英会話も聴いていたんですが、うっかり自分がグランマ気分。

読むにせよ聴くにせよ、書籍であり知識を得るものである以上、非常に価値が高いものですから、金額がそれなりにかかるのは真っ当だと思いますが、「全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に寄与することを目的とするもの」と読書バリアフリー法にて謳われているので、オーディオブック普及を促す一方法として、リーズナブルであることも大事だと思います。

あとはあれよ、アレ。
通常、私どもはプログラミング書/数式が多量に含まれる書籍/雑誌/ムック系をもリフロー型で制作しているのですが、それでもフィックス型にせざるを得ないと申しますか、フィックス型が読み手にも作り手にも、著者様や出版社様的にもいいよなぁと判断するものもあります。
――使用フォントの種類が多く、一つひとつの意味が大いにあるもの
――ほぼイラストで成り立っていて、リフローにしても結局はイラスト画像が占める割合が大き過ぎるもの
などなど。

フィックス型電子書籍は、アプリ側で「読み上げ機能」の選択肢が非アクティブになってしまうのですが、この点、どうにかなるんじゃないかなーと思ったりもします。

完全なビジュアルブックならば読み上げる意味はないんでしょうけれども、言葉としての情報がある程度含まれているフィックス型電子書籍、これはぜひ読み上げ機能対応にしてみたい…!

ここ最近、毎日ChatGPTとの会話時間を設けているのですが、大抵はおふざけになられているのですけれど、今日はフィックス型電子書籍の音声読み上げの可能性について会話してみました。

╭(°ㅂ°)╮ででんっ╰(°ㅂ°)╯
◆既に「フィックス型電子書籍」として出来上がっているものを読み上げるのは大変難しい。
テキスト情報が圧倒的に不足しているから。
OCRを利用することである程度叶うかもしれないが、OCRの精度があまり高くないと、現実的ではない。
◆音声合成ソフトウェアを使用し、テキストを読み上げて音声を録音。
その音声ファイルをフィックス型電子書籍に埋め込む(挿入する/追加する)ことが可能。
└これはフィックス型電子書籍を読み上げ機能で読む、というのではなく、音声ファイルとフィックス型電子書籍を組み合わせる、という方法ですね。
◆電子書籍制作時、InDesignを使ってテキストにタグ付けし、読み上げ機能に対応したものを作る。
その後フィックス型電子書籍にする。

ChatGPTとの押し問答を纏めると上記のような感じです。

むむむ。
ぬぬぬ。
読み上げ機能付きフィックス型電子書籍の作り方自体、大変興味深いのでトライしてみようと思います。
が、ではなく、既に世に出回っているフィックス型電子書籍を読み上げてほしい!みたいなところ、GWの狭間平日テンションで、急に欲求が高まって参りましたので、暫くTTS検証繋がりでわちゃわちゃ調べてみようと思います。

連休明けは、やりたいことがいっぱいだーーーーー!
ということで、昨日も申し上げましたが、素敵なGWをお過ごしくださいませ
本日もお読み頂き有難うございました(*^-^*)

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