2023
01.20

読書環境の変化良化向上を順不同で振り返る

Intelligence

わたくし広報、一時期「物欲まみれの断捨離狂」がコードネームだったのですが、「的を射ている」と周囲から真顔で褒めちぎられ、「え」「冗談半分語呂半分だったのに」とむしろ驚愕し、ガチで受け止められた悲しみしょんぼりに、名乗るのを控えた経緯の持ち主です。

もし「なんか欲しいものある?」と聞かれましたら、「んー、今は特にないなぁ…」という殊勝なお返事をする可能性はないに等しいでしょう。
いつだって「欲しいもの」で脳内が満たされています。
・・・のわりには、「身の回りにあまり物を置きたくない」という、難しい主張を抱えて生息しており。
両立させるって難しいわねと独り言つひとりごつ(ハチワレちゃん好き)。
特に現代は、物を大事にするという、ある種当たり前の、しかし「消費」の限りを尽くしてきて初めて気付く「このまま消費だけしてたら非常にマズイ」という焦りにも似た感覚の時代?なので、安易に「いらないから捨てる」をやってしまわないよう、「買う前に本当に欲しいか考える」を自分に課しております。

意外と悪くないワンクッション。
結構できるかも、私。
但し、コミックチョコレート欲には効かないようです。
コミックは買う、チョコレートも買う。
譲れないところは譲れないので、メリハリを付けて参りましょう。

そのような(物欲との戦いの)折、「物を大事にする」のお手本のような事案が舞い込み。
お姉さま会社のリポジション郡山が近々お引越しをする(市内で)のですが、、、むむ、今までお姉さまと事務所が近かったので、今度は少々離れてしまって寂しいんですけど、、、ともかく、お引越しのために事務所の片付けや整理整頓を始めているんですね。

そこで、「2012年頃~2016年頃まで使っていたであろう電子書籍リーダ」たちがわんさかと出てきまして。
お仕事内容的に、グリープに置いておいた方が良いだろうということで、頂戴したわけです。
(グリープの電子書籍制作部=リポジション郡山で電子書籍制作を行なっていた部署のスピンアウトなので)

な つ か し い

かつて毎日のように格闘していた実機の面々を目にし、制作物を表示させては「そんな馬鹿なぁぁぁぁぁ」と叫びながら制作したり修正したりしていた日々を「ある程度は」思い出して参りました。
(当時は苛烈な表示結果だったので(笑)記憶に蓋をしている半分、加齢による記憶喪失半分)
信じて頂けないことは承知の上、広報氏もかつてはちょっぴり制作側にいたんですよ。
*「格闘」とか「苛烈」とか書きましたが、批判しようという意図ではないです。
今の快適な読み心地や操作性に慣れていると、思わぬところで昔の機器に驚きが見出せて面白いな、という無邪気さゆ
ということです。

数種類の実機たち、時空を超えてお姉さまから引き渡し頂いたわけですが、全部を一挙に振り返るにはボリューミーなので、本日はRakuten koboさんを懐かしもうと思います。

***
(1)Kobo Touch 白×背面ブルー
(2)Kobo Touch 黒×背面もブラック
(3)Kobo Glo  白×背面ブルームーン
***

(1)と(2)は同じ「Touch」の色違いですが、白×ブルーの方がバージョンが古いせいか(引き渡しされてからも、あえて更新せず色々見比べたり検証したりしようと思うので)、単なる偶然か、久々に充電して操作をしてみたら、非常にマイペースな動作でございました。
タッチスクリーンを押下してからの反応時間に差があり、白Touchの方は、無反応か!?とソワソワし出した頃に画面が切り替わるので、時差の間に別の箇所をタッチしてしまうという。
結果、白Touchは色々押されて表示が不安定になり、広報氏は不安定な表示を見て壊れたのかと不安になり。
└その後、暫く待っていたら白Touchの挙動が安定し、一安心でございます。

歴代RakutenKobo

今でこそ、押下→瞬時に該当の表示がされる…が当たり前ですが、この頃は「待つ」時間が発生するのを当然と受け止めておりました。
実機の表示スピードが遅いのを当然と思うなんて、今考えると恐ろしい…
電子書籍が便利であることを認知して頂き、ユーザ―が増え、業界が賑わったり盛り上がったりするには、まずは「すぐに表示される」が大前提なのにぃ…
読みたいお姉さん
素早く表示される欲求が満たされて初めて、その書籍のレイアウトや読みやすい配置か否か、文字化けの有無や画像の綺麗さ、プログラミング書の実用性などなどなど、より「電子書籍としての完成度は100に近いか」に注意を払って頂けるわけなので、表示されなかったり表示が遅かったりするのは、読み手から評価して頂くチャンスを逃す可能性が高いのです・・・。
それにしても当時のワタクシは絶対的に知識が足りず、リーダのマイペースっぷりを「そういうものだ」と思い込んでいた未熟さを思い出してきました・・・あらやだ恥ずかしい(*ノωノ)

しかし、それでさえ、「最初の頃より良くなった」と聞いていたのも事実です。
いぶし銀氏 スタッフsunaga や広報氏、そしてのちに入社してくる我らのMGRスタッフnihei が初めて電子書籍に触れたのが2012年~2013年だったので、最初からTouchを操作していたのですが、それより以前から電子書籍に携わってきた諸先輩方(社外の)は、Touchより前の世代のkoboをご存知だったわけで。

操作用のパッド(D-Padというのかな?)が配置された独特のビジュアル。
広報氏は写真でしか見たことがありませんが、そういった世代に比べると、随分反応が良く、操作性もアップしたとのことでした。

タッチスクリーンが採用され、E Ink Pearlディスプレイを搭載したモデルになったため、反応が良くなったというのが大きかったのかな。
最新の内容を取得&更新(リロード)する、「ページリフレッシュ」も小刻みに行なう必要がなくなり、読書に集中できる環境が整ってきた、とも耳にしました。

初期of初期の kobo eReader や kobo Wi-Fi(Kobo Wireless eReader)については、そういうわけで手にしたことはないのですが、久々に・・・!本当に久しぶりにTouchとGloを撫で繰り回し、懐かしさ&処分せずに保管してくれていたお姉さまへの感謝に溢れた心で只今ブログを更新している次第。
せっかくなので、以前Webpの記事(2022/08.262022/08.302022/09.06あたり連続)で沢山紹介させて頂いたコミックデータをkoboさんで表示させ、読み比べてみました。

前述の「(1)Kobo Touch 白×背面ブルー」と、後発の「Kobo Aura H2O」での比較です。

結構表示結果に差が出たのですが、それを写真に収めるとどうにも伝わりづらくてもどかしい。
これは・・・広報氏の腕の良し悪しだと・・・認めましょう。
写真は撮るのも撮られるのも苦手です。
笑顔で拒否するお姉さん

新旧kobo画面比較

ふむ、リーダの画面が上手く撮れていないことについては、いつか上達することを願います。
圧倒的にAuraの表示が美しいので、改めてこうやって比較してみるのも大事だと感じました。
自然に「最新の実機で表示させること」が作業上当たり前になっているのですが、「全てのユーザーが最新の状態でご覧になっているとは限らない」という可能性についても考え直すきっかけになりましたし。

まだ残る不便さ(一旦明転すること等)を解決するには?とか、
どのようにしてここまで性能を向上させてきたのだろうか?とか、
私たちスタッフのパートナーであるリーダの状態や進化にも、常に目を向けていたいと思います。

・・・さて・・・本日は「一挙に複数個譲り受けた」koboさんについて書きましたが、「うおぅ、これがあったかーーーーー!!!!!」という実機も頂戴しておりますので、次回かな?ぜひ紹介させて頂くのが楽しみです(*^-^*)

お礼を言うお姉さん

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