2023
01.30

未来志向電子書籍カンパニー ㈱GREEP代表取締役の不定期ブログ Vol.5

Report

拙速発進を続けてきた代表の周囲は、今や一騎当千の強者スタッフ揃い編


代表取締役 社長ブログは不定期の筈なんですが、広報さんから結構な頻度で催促されます。
というか、催促されてから原稿を提出するまでほぼ毎日睨まれていると言っても過言ではないでしょう。


スタッフseri ・・・。
原稿を提供して頂いているのに、広報にとって都合の悪い文言を揉み消す勝手に諸々の文言を削除するのはいかがなものかと思い、なるべく人それぞれ、その人となりが伝わりやすいように「元の形」を活かそうと、代表からの原稿冒頭に書かれていた不満?愚痴?小笑い?ジャパニーズジョーク?をそのまま掲載してみたものの。

結構な頻度で催促されるも何も、
1.ブログに年末の代表挨拶を頂戴できなかったですねー
2.せめて年始のご挨拶を掲載したいですねー
3.もう、一月終わっちゃいますねー
4.四季折々の風情やマナーもちゃんとしてる会社って感じにしたいですよねー

といった具合に、大変常識的なことを、ちょうど年末年始のタイミングだったので申し上げた次第。
松の内までに年始のご挨拶をアップできなかったので、そりゃあ少々口酸っぱくもなるでしょう。
・・・もう、寒中見舞い椿と。


年末年始、足掛け2ヶ月(と言うと大袈裟ですが)そのような攻防戦を繰り広げておりましたが、先日やっと原稿を頂けたので、

広報

せめて立春までに間に合った―\( ‘ω‘)/

と喜び、いかにも最初から寒中見舞いを狙ってました、みたいなていで、皆様に代表からご挨拶を申し上げますブログを書こう!と意気込んでいましたらば。
思っていたのと全然違う内容の原稿でして。
でももう、正直、慣れたんです。
「思ってたのと違う」なんて日常茶飯事過ぎて実は特筆すべきことでもないのかもwwwww

とはいえ、一瞬、これまでの催促は全く意味がなかったのかと眩暈を覚えたわけですが、虚礼廃止推進委員会の会長そんなのあるのかは別としてってくらい「礼」を気にしないお人=当社代表でございますので。
礼を重んじるか否か、残すべき良い習慣と無くしたほうがよい形骸的な習慣とは何か・・・等々、多様性が認められるこの時代、代表と広報の感覚が違ったっていいじゃない!
話が大きく逸れて参りましたので、軌道修正します。
本日わたくしは代表のブログを掲載するのでした はっとする女性
自分の由無し事を書く日ではなかった。

相変わらず、制作会社としての考え方は、言葉は少々荒くとも非常に的確な代表。
の・で・2023代表ブログ第一球は「EPUB3制作会社なんです、の巻」にて進めて参りたく存じます。

冬の景色ライン

代表取締役今日は、「EPUB制作会社」として真面目に語りたいと思います。
EPUB制作会社と言うと、最先端で格好良い、ってイメージを持たれる人も多いでしょうが、前回のブログでも触れましたが、これが本当に儲からない。
なんで儲からないかというと、ちゃんと作っても、いい加減に作っても見た目が一緒ならば、安い方がいいでしょ、などという乱暴な考え方がまかり通ってる業界だからなんです。
中学か高校の頃に「グレシャムの法則」で習ったかもしれませんが、まさに、良貨(GREEP)が悪貨(電書協仕様の他のEPUB制作会社)に駆逐されようとしている感じです。
宣伝を兼ねて、私が思う当社のEPUB制作と他社のEPUB制作の比較表を作成してみました。

悪貨が良貨を駆逐する_EPUB制作比較表
EPUB制作比較表

私自身がこれだっっ!と思う12項目に纏めてみました。これだっっ

当社で制作しているEPUB以外はほぼ全て、ソースコードレベルでいうと滅茶苦茶です。
WEB関連に力を入れている出版社の担当者がこれらのソースコードを見たら発狂するレベルです。
電子書籍の将来とか今後の出版業界とか、そういうものを語る前に、ちゃんとしたものを販売しましょう、と声を大にして言いたいです(普段から声は大きい方ですが)。

正直に言うと、こういう仕事をしていながら、、、ビジネス本などは絶対に紙書籍を買います、電子書籍は買いません。どれくらい粗悪品なのかよく知っているので、お金を払いたくないからです。

グリープは、
ただ普通に、
きちんと、
まともに、
EPUB3のファイルを作り、
当たり前に主要端末やアプリで動作と見た目の確認をする、
ということをしている
だけですが、そうすると当然制作コストもかかります。

でも、それが当たり前だと思うのです。
・・・が、それが全く普通と思われないのが出版業界です。

『グリープさんの制作費は高い』
と仰る出版社の担当者が多いですが、そういう業種なんです。
私が反論する際に、WEB制作会社の単価で説明をするのですが、それが全く理解されないんですよ。
もう、最近は言わなくなりましたが(熱弁しても響かないのは悲しいものです)、価格の高い/安いの基準があまりにも安易で。

「単純作業/スキル不要」を積極的に謳っている内職(それが悪い、という意味ではないです)と職人が正規で作る製品を比べて欲しくないんですが、そこが理解されない。
安ければ粗悪品でも、実機テストをしていなくても、何でもいい。

上記の表にまとめたGREEPと他社の比較表、是非ともご意見を頂きたいです。
また、うちはちゃんと作ってます」というEPUB制作会社がいらっしゃったら、是非ともお話ししたいです。

代表

高いって何を基準に高いって?

最近は、よくそのようなことを自問自答し、以外しか眠れないくらいなのですが。
自分達の制作費は妥当であり、それを正しく伝えるためにはどのような方法が良いのか、広報さんと相談しながら進めていきたいと思っています。

冬の景色ライン2

スタッフseri「お前は俺のBOTだぜ」と暴言、もといお褒めの言葉をよく頂戴するのですが、んまぁ、相談、というよりは「代表の頭の中を整理し、BOTに記憶させる」「そして自分は次のアレコレを考える」のような感じだと思います。

「アレコレ」には、ご自身が抱えている社員を幸せにすること、働きやすい環境とは何か、常に考えを更新すること、同じ場所に留まって濁っていかないように気を付けること、電子書籍を通じての社会貢献、電子書籍の本質を見誤らないことなどなどなどなど。

大量の情報が含まれています。
ブログでの物言いに険があると感じられた方もいらっしゃったかもしれませんが、この10年強、酸いも甘いも(辛いも苦いも)、とにかく辛酸を舐めることの方が圧倒的に多かった代表の、それでもこの業界をより良くしようと、この業界でより楽しく仕事をしたいと思う気持ちの表れでしょう(きっと、多分、おそらく)。

脱線しますが、電子書籍は当然「データ」。
半永久的に「安かろう悪かろう」な書籍データが蔓延し続けるなんてとてもじゃないけど耐えられない、と広報自身の偏った潔癖を発動させて、本日のブログと致します。
グリープの美麗なデータは「半」と言わず、永久にお手に取って頂けると嬉しいです。

お読み頂き有難うございました

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